2015年02月20日

日本の近代史(私の歴史観)

現在の第二次安倍政権は、以前の愛国という理念を投げ出したという感じがしてならない。中東における日本外交の基本スタンス。日米安保の強化を目的とした、集団的自衛権の解釈変更など、日本の自立をあきらめたような外交政策が目立つ。
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第一次安倍政権時代は、そうではなかった。戦後レジュームからの脱却という大義を全面に押したて、国民に正しい歴史認識を共有して貰おうという理念を掲げていた。今のスタンスは腰砕けというか、国家としての自立から遠のき、愛国をあきらめて、何故か、親米を固定化してしまうような外交政策ばかりである。我々、誇り高き日本民族の目指すところは、恒久的平和であるが、それは戦前も、戦後も変わっていないはずだ。

e0187908_2301984.gifかつて、15世紀〜17世紀にかけて、ヨーロッパの列強諸国は競って、アジア・中東・南北アメリカ大陸・アフリカへ、金銀財宝・珍産品を求めて海を渡った。この時代は大航海時代と呼ばれている。

その時、彼らがしてきた事は、本国に金銀財宝を持ち帰るのみならず、キリスト教を布教するという目的で、古い歴史のある多くの文明を壊した。

africa_1914.gifのみならず、中東・アフリカにおいては、各国が思いのまま、地域を直線で分割して、植民地として、人民を統治してきた。


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17世紀〜19世紀 新興国アメリカは、現地に先住していた誇り高きインディアンに対し、武力をもって居留地区に押し込み、その代わりという訳でもないのだろうが、アフリカから多くの従順な黒人奴隷を連れてきて、彼らを労働力として使い、今の繁栄を築いた。

4cb18057.gifアメリカとヨーロッパに対抗できる唯一の民族は、神の国日本であり、天皇を象徴とした日本人である。20世紀になって、我々の先人達は、ヨーロッパ列強から、自由を束縛され、植民地として搾取されてきたアジアの諸民族を、独立・解放させるべく、立ち上がった。

これが、大東亜戦争の動機であり、大義名分である。

A0313_yasukuni.jpg第一次安倍内閣時代は、中国や韓国が内政干渉し、偏向したメディアが同調した歴史観。アメリカ・ヨーロッパから、東京裁判で押しつけられた、偏った近代史を正さなければという純粋な動機があったのだが、国際社会にアピールする間もなく、消滅させられた。


それには、ある外交的出来事があったからである。

それは、韓国と韓国人、アメリカなどに移住したコリアンなどによる、日本排斥のための従軍慰安婦騒動である。彼らは、地域的に他民族から侵略される朝鮮半島の宿命なのか、「怨」という感情で国民に一体感を持たせながら統治する。そのために、繰り返し、日本を排斥する。国をあげて子供たちに、その感情を教育し、植え付ける。その代表的な叫びが従軍慰安婦である。

d0252916_053249.jpgまた、日本と戦ったアメリカやヨーロッパの列強にとっては、先の戦争が、歴史的に見て、アジア植民地の解放を目指した日本の正義の戦いという大義を認めるわけにはいかない。そのためにも、特攻隊と腹切りの文化を持つ日本軍と日本人が、野蛮な民族でなければならない。


この気持ちと在米コリアンの従軍慰安婦像騒動が、女性の人権問題にすり替えられ、Sex Slaves(性奴隷)という名で、米韓の共通の利益として意識的にヨーロッパや世界に広められた。これが、安倍政権の戦後レジーム脱却という取り組みが後退した最大の要因である。


Chosen06.jpg私は、国際法上から見ても、日本が朝鮮を植民地にしたのではなく、併合したという事が、真実だと思ってはいるが、彼らが日本から侵略されたという論理については、あえて、反論はしない。何故なら、植林をして、鉄道を引き、ダムをつくり、農業を振興させ、教育を普及させたと言っても 

日本人が統治したという事実は消せないからだ。


ただ、私は、彼らが従軍慰安婦の事を人権蹂躙だと、聲高に批判するのは絶対に許せない。

皇軍は、人道上の見地から、ちゃんとした医者を同行させ、娼婦にも軍人にもやさしい、衛生的な慰安施設を設けた。そのおかげでレイプと性病は予防され、現地の人々ともトラブルになる事もなかった。また、びっくりする程の多くの給料が支給されたので、おおむね、女性の側からたくさんの応募があったといわれている。当然、日本人とされていた韓国人も混じってはいたが、日本人が大多数だった。これらは、当時の新聞記事を見ると、事実だとよく解る。いわんや、朝日新聞さえ、訂正したように、皇軍が強制的に募集、収容したなどと言う事は、絶対にあり得ない。

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確かに、フェミニズム運動の影響からか、アメリカやイギリスでは公娼制度はなく、戦地にそれぞれ私娼の館ができるという具合であった。




ただ、地域によっては、一部レイプが止められず、性病が蔓延し、人道的にはひどい状況であったと言われている。沖縄の海兵隊基地でも、現在、その名残は残る。(逆に、フランスとドイツは日本と同じように軍隊についくる公娼システムがあった。)

461f481f6c6dd5873795fb8b315987e1.jpgロシアや韓国の軍隊には公娼制度はなく、現地の女性をレイプ・強姦するしかなかった。それは、ベトナムでもアフガンでも続けられ、現在、ベトナムと韓国人のハーフ、ライダハンは3万人はいると言われている。おおむね、韓国兵のレイプの忘れ形見という事になる。


こう見てくると、従軍慰安婦問題を現在の女性の視点で捉えると、全てが人道的ではないという結論に至るのだろうが、多くの国で娼婦という職業が公然と存在していた時代には、日本的な慰安所の設営が最も人道的なシステムだったと主張する事が、私には間違っているとは、とても思えない。

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どう考えても、神の国日本、天皇の軍隊が女性に対して人道的でないわけがないし、武士道の精神からして、彼女達を大事に扱った事に相違ない。


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ましてや、近代までキーセンという公娼制度が残り、全世界への最大の売春婦輸出国である韓国に、人道的でないなどと言われたくも無いし、戦争に参加もしていない善良な日本国民に、二種類の原爆を落として、人体実験をしたアメリカに、人道的でない日本皇軍などと批判される覚えもない。


国際社会からなんと言われようと、我々、日本人はこの真実を、子孫代々、累々と、正確に、語り継がなければならない。
posted by 小林知義 at 14:37| Comment(0) | からくち時評

2015年02月03日

ISIL(イスラム国)とチーム安倍の外交

 長い間、ブログを書かなかったのだが、今回のISILによる湯川・後藤、人質事件について、メディアが何も言えないように、報道規制で押さえ込まれている感じがあるので、思うところを書いてみた。

当然、多くの人達が認識しているように、湯川遥菜さんが紛争のシリアに入国した理由が、嘘か誠か定かではないが、民間軍事会社の経営のためにという個人的な思いで入国したという。しかも、3回。
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湯川さんの旅費や活動費の資金源について、田野神さんや自民党の茨城県議である大木議員などとの交友関係から、菅官房長官とのラインで、官房機密費を使って、日本型NSCの予備練習としての入国だったという、穿った見方をしている人もいるが、それはないと思う。ただ、単に個人の思いが強くてというのがほんとうのところだろう。

それに比べ、後藤健二さんの紛争シリアへの入国が、戦場ジャーナリストとしての業務と、湯川さんを救うためという大義名分があった事が明らかになった。
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彼のこれまでの仕事ぶりは素晴らしく、多くの報道局やメディア、出版社など多くのスポンサーや支援者が付いていた。有名な戦場ジャーナリストとして、世界中の心ある人達から賞賛を受けている事も明らかになった。

自分達はISILの敵ではないとシリアに潜入したのだろうが、湯川さんは去年の8月にISILに拘束され、救い出しに行った後藤さんも11月に拘束されてしまった。

チーム安倍は、後藤さんの奥さんに送られてきたメールを認識して以来、12月の総選挙の前から、ずっと、長い間、身代金交渉を続けてきたと推測される。アメリカの要望も無視できない立場なので、ずいぶん苦しんできたとは思う。

ふり返れば、第二次安倍内閣になってからの、チーム安倍の外交は華々しい成果を上げてきた。ASEAN諸国もヨーロッパも歴訪した。アフリカ・南米、世界地図が真っ赤になるほど、多くの国に訪れ、クールジャパンを演出した。日本に向き合わない対中国・韓国包囲網も効果を上げつつあった。谷内(正太郎)さん演出の外交の筋書きは、素晴らしく、日本民族として、久々に、溜飲を下げる快いものだった。
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しかし、今回の中東訪問は最悪なシナリオだった。イスラエルやエジプトでの演説はどうしたのかなと耳を疑った。私にはとても、谷内演出とは思えない。安倍さん本人が、人質交渉にしびれを切らし、我慢できずに突出したのか、チーム安倍の世耕さんか、加藤さんか、萩生田さんか、誰の演出か解らないが。言わずもがなの強い言葉でISILを非難した。しかも、彼らが人質として捕らえられているという事を知りながらである。

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ISILはイスラエルの国旗に嫌悪感を持たないから、イスラム国旗の前で安倍さんが演説するのはかまわないという人もいるが、そうではない。気にしなければいけないのは、全世界に広がるムスレム全体の事である。この厳しい状況下で、日本は外交方針を転換して、中立の立場から、イスラエル側に立ったのではないかと誤解させるようなイスラム国旗のたなびく中での演説だった。

また、エジプトでおこなった、ISILのテロリストに対して、戦っている国々に2億ドルを(人道)支援すると明言した安倍さんの演説は、これまでの日本の外交を、一歩踏み外したものに聞こえた。従来なら、中東の安定と平和のために、関係諸国へ人道支援として供与すると演説していたのだが、ISILと戦っている国へと、1フレーズ付け加えて事によって、つけ込まれて、逆利用され、同じ額、2億ドルの身代金の要求となった。
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これが、先にISILの要求があって、それを拒否して、周辺国へ2億ドルというなら、筋書きとしては、うまくいったのだろうが。積極的平和外交という中身のない標語のもとで、テロの標的を自ら買って出て、ムスリムの近くで働く、海外出張中の日本邦人を全員を、危険な立場に陥れるという事態を引き起こしてしまった。


ISILは、テロ集団で、野蛮人で殺戮者達だから、正義の力で、押さえ込んでしまえという論理は間違ってはいない。私もその通りだと思う。正義が勝つなら、それが正しいやり方だろう。
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だが、力でねじ伏せるというやり方では、彼らは倒れない。倒れても、倒れても、別のテロリスト集団が誕生するだけだ。歴史が証明している。

たとえ、ISILが資金を絶やされて、ボスが殺されて、小さくなっても、イスラムのテロ集団は新しく、次から次へと生まれかわる。イスラム原理主義を父に、貧困を母に、永遠にテロ集団は絶えることなく生まれてくる。


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かつて、十字軍を集め、エルサレムのムスリムを襲った、クリスチャンの白人の子孫達は永久にこの戦いを続けるつもりだろうが、それはそれで、文句は言わない。



だが、共生を得意とする神の子、日本民族は、一緒になって、そんな馬鹿な真似をしてはいけない。有志連合に入るなとは言わないが、アラブ諸国と足並みを揃え、後からついていけば良い。

世界中、どこの国にいても、神の子日本人だけは、どんなテロリストにも殺されない、愛され、尊敬されるオリジナルな国と国民を目指すというのが理想である。正しい外交のあり方だと思う。

だから、つまり、敵(ISIL)であろうが、味方であろうが、傷ついた人達や飢えた人達に、また、一番被害を受けた女性や子供たちに、分け隔てなく徹底した人道支援をする事がベストな選択である。日本国と日本民族をやるべき支援は、そこにあると思っている。
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その活動を、徹底して行い、テロリストを含む、ムスリムに繰り返し、繰り返し、信じて貰う事が、我々のやり方であり、戦後から引き続き続けて来た中東への政策である。そして、それを熱心に続けてきたジャーナリストが後藤さんなのである。子供たちに敵味方なく、慈愛の種を蒔いてきた、すばらしい活動はノーベル平和賞に値する。
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そして、救い出す唯一の方法があったとすれば。アメリカやイギリスなどと、一線を引き、独自の路線で、交渉し、官房機密費をうまく使い、シリア内のISILに支配されている人民に物資を贈る人道支援。手持ちのネタのない日本にできる唯一の交渉アイテムはこれしかなかったと思う。それでも、難しいとは思うが。しかし、アメリカとの足並みを気にする日本政府は、踏ん切りが付かず、全てをヨルダンに委ねてしまった。




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テロと徹底的に戦う。テロリストに償いをさせる。という安倍さんの言葉が、子犬の遠吠えのように、むなしく聞こえるのは、私だけではないと思う。

安倍さんの強気の言葉とは裏腹に、外務省と日本政府が人道支援しかしないと言っている事は間違ってはいない。だが、少し、心配な事がある。困っているムスレムの最前線で人道支援しているNPO・NGOの人達を、危険だという理由で遠ざけようとしている事だ。


外務官僚の保身のために、こんな事をしては駄目だ。日本人としての、顔の見える支援でなければ意味がない。それこそ、人命に関わることになっても、本人が希望するなら、徹底的にその場に残って貰い、テロと向き合って貰うべきだ。それが、世界の3分の1もいると言われているムスレムに、日本と日本人を信じて貰える唯一の手段だと思う。
posted by 小林知義 at 14:02| Comment(0) | からくち時評

2014年05月29日

全国大会を終えて。

zennkoku4.jpg5月25日、札幌で開催された全国大会は500名を超える参加者が集まり、大成功の大会となった。

私は前期の全連会長として、朝10時からの代表者会議を主催した。





60名を超える代表者がそれぞれの悩みを抱きながら、汗をかいている様が良くわかった。110会場あるのだが、参加していない残り半分の代表者について考えた。

zennkoku2.jpg彼らは代表者になるのが権威だと錯覚して就任したのだろうが、その代表者の会場に所属している会員は気の毒だなあと思ってしまった。何故なら、代表者が勉強しないのだから、正確に理念が伝わらないばかりか、会員拡大もできないだろうにと思った。



前年に比べ、今年度の三役はずいぶん少なくなった。創設者から理由を聞いた。創友塾で全国行脚していると色んな情報が入るという。多くの情報がもたらされると、正しいのは何かが解るとおっしゃっていた。

正しい情報を元に、三役人事は厳しく少数精鋭に絞られた。関西の情報も私が知らないことも含め、色んな事情をご存じだった。

zennkoku1.jpg多くの代表者の中には創設者を批判する人もいる。私から見るとあり得ない。どんな宗教に属している教徒も、指導者としての直弟子や伝道者を批判する事はあっても、創設者であるお釈迦さんやイエスキリストを批判する人はいない。



イヤなら、また、ついて行けないなら、このクラブから出て行けば済むことである。規約が必要だという代表も多くいたが、創設者が存命な内は必要ないと私は思っている。亡くなった後、後継者が間違った方向に進めていかないようにと縛るのが、規約である。そのためにというのが筋である。

再度、繰り返すと、伊藤小一創設者と8年付き合ってきたが、正しい情報を入れてあげる限り、間違ったりはしない。私は信頼している。創設者の意思によって、新しく変更される事には、それだけの理由がある。

会を活性化させるためには、創設者の豪腕がまだまだ必要だ。現状の状況の中では、反対方向を向いて走っている代表を辞めさせる事ができるのは、創設者しかいない。守成クラブは正会員のためのクラブであり、代表のためにあるわけではない。

zennkoku3.jpg当然、守成クラブを一番愛しているのは創設者であり、彼の灯した一本の「ろうそく」が、現在、1万本に広がり、更に、平成20年には10万本を灯す明かりにしようというのである。誰のためにかというと、当然、会員のためにである。



私の後継者である京都の勝村代表のおっしゃっているように、1本から1万本になるまで、13年かかったが、その間の創設者の苦労より、全員で真剣に取る組めば、残り7年の10万本の方が簡単かも知れないと考るのは、私だけではないと思う。

zennkoku5.jpg今回の全国大会で、一番、嬉しかったのは、京都の勝村代表が全国連絡協議会の会長になった事で、溝が出来ていた「京都」と「雅」が一体となった事につきる。壇上の皆さんの笑顔で疲れも吹っ飛んだ。




後は常務理事という役割を、私に与えられたミッションとして果たすことである。新会場の開設と、関西全会場のサポートを粛々とやっていこうと思っている。
posted by 小林知義 at 10:06| Comment(0) | 守成クラブ